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見積もりの罠に要注意!重要チェックポイント

 

見積書か契約書か確認しましょう!

まず始めに確認しておくべき部分はこの書類が「見積もり書」なのか「契約書」なのかと言う点です。見積もり書を受け取ったらまずこの部分を確認しておきましょう。もし契約書となれば、キャンセルすると解約ということになりますので、キャンセル料が発生する場合も考えられるので注意しましょう。国民生活センターでは複数の引越し業者から見積もりを取ることを勧めています。もしまだ踏み切れなく迷っている場合は、即決は避け引越し業者にその旨を伝えた後、複数の引越し業者の見積もりと比較することで判断しましょう!

 

 

トラックのサイズ・作業員の数

作業員の数とトラックのサイズ・台数は見積もり金額が決まる上でとても比重が大きい事項です。概算の見積もりを出すのに基本となる事項ですのでよく説明を受け、複数の業者を比較するときも上記の事項に相違が無いか確認しておきましょう。他には作業時間、立地、様々な条件やオプションの有無によって総額費用が算出されます。また、仮にトラックのサイズを小さめに設定されていた場合でもよく内容を確認して下さい。特に条件で「積みきり」となっていた場合は要注意です。「積みきり」とは、トラックに積めるだけの量と言う意味なので、もし積みきれずに追加で運んで貰う場合は追加費用が発生してしまい割高になる可能性があります。事前に詳しい相談をしておくことをオススメします。

 

 

引越し日、時間、積み下ろし地を確認しましょう!

次に引越し日と積み降ろし場所もチェックです。積み降ろし場所が複数ある場合は見積もり書の記載に漏れがないか確認をして下さい。またこの際に合わせてトラックの到着時刻や作業終了時間も聞いておくと後々安心です。引越し業者によっては料金を少しでも安くする為にフリー便の金額にしておくところもあります。複数の引越し業者の見積もりを比較する際には必ず条件を同じにした状態にしないと正確に金額を比較できませんのでご注意下さい。

 

 

オプション作業とは

引越しの基本料金には、搬入・輸送・積み降ろしといった引越しの基本作業が含まれ、それ以外の作業がオプションとなります。引越し業者やプランによっては家具の梱包やセッティングは基本内容に含まれない場合もありますのできちんと確認しておきましょう。荷造り、梱包、電気工事等を依頼した場合、オプションの欄に記載されます。オプション欄には自分が依頼したもののみ記載されてあるか等きちんと確認しましょう。また追加費用は引越し業者によって異なりますので、サービスの有無や料金など、見積もり時に確認しておくと良いでしょう。

 

 

総額費用

見積もり書で最も目を引くのが総額費用だと思います。しかしその総額費用が本当にお得かどうかなど正しく比較する為には上記のように諸条件を同じにしていなければなりません。また上記条件以外でも、費用の総額には消費税は含まれているか?等も合わせて確認をしておくとよいでしょう。尚、支払い方法については、大半の引越し業者で現金となっています。また多くの引越し業者では後払いでの精算はあまりないため、後払いに必然的になるクレジットカードでの支払いを希望する場合は事前に確認しておきましょう。

 

 

 

見積もりトラブルの回避策「訪問見積もり」

見積もりのトラブルとして見積もり時の金額と違ったということがあります。その原因としてネットだと、荷物の量を少なめに記入する傾向があり、それによって引越しの当日、トラックに積みきれなくなったり、さらに、「家の前にトラックがつけられない」や「エレベーターがない」などで、追加料金を求められることもあります。見積もりトラブルを防ぐ方法の一つとして「訪問見積もり」をして貰ってから、最終判断されることをオススメします。

また訪問見積もりをして貰う事で見積もり金額のトラブルを防ぐだけでなく、あらかじめ引越し業者に建物やエレベーターなどを下見して貰うことができるので、建物などを保護する養生を使用する必要があるのかなども判断して貰え、見積もり以外のトラブルも同時に防ぐことが出来ます。

 

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